秋田で日本で初めてのシニアのeスポーツのプロチームができたってニュースで見たんだけど、eスポーツってなぁに?
コンピューターゲームやビデオゲームです。
世界的な規模で高額賞金がかけられた競技大会も開催されて、プロ選手も誕生しています。
オリンピック2024年パリ大会では時期尚早の判断でしたが、スポーツとして認め、オリンピック競技として採用するかどうかの議論にまでなっているのです。
シニアの認知症の予防と孤独解消になるのではないかと、行政も動き始めたところです。
e(イー)スポーツとは
エレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲームをスポーツ競技として扱うときの呼び方です。
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)の公式サイトより
若者だけの話じゃないの?どうしてシニアがプロなの?
たしかに、競技スポーツとしてのピークは20〜30歳と言われています。
ですが、eスポーツと呼ばれ始めて、世界の大会で高額賞金が出されるようになったのはここ最近の話です。
まだまだ、発展途上の業界ですが、ゲームはシニアにも良い影響が出ているようなのです。
指先を使って、頭を使って行うことは認知機能に良い影響を与えるようですし、切磋琢磨する真剣になれるものについて、仲間と話し合ったり競い合ったりすることは、楽しいことで他人との交流もまた、孤独から解放され生活の質を上げることにつながります。
高齢者がeスポーツをはじめると、教える人も必要となってきますから、先生役となる人が必要です。若者でも高齢者でも、プロに教わって上手くなりたいと思いませんか?
シニアでもプロになれば、雇用のチャンスは出てくると思います。
ゲーム機やソフトが売れるとなれば、シニアのプロチームにもスポンサーが着くでしょう。
日本にプロはいますか?年収はいくらですか?
いますよ。
一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)の公式サイトにプロライセンス者は258名(2021/09/24現在)
ライセンス保有選手も紹介されています。
プロですから、勝率や賞金の高い大会での成績、スポンサーの有無などで、年収は人によって大きく異なります。
世界大会では何十億の賞金が出る大会もありますので、世界で戦うプロ選手は億を超える選手もいるようです。
日本でe(イー)スポーツのプロってどういうこと?
プロであれば、ゴルファーのように、賞金は仕事の報酬になりますから、賞金を受け取ることができます。
日本は景品法という法律があります。
ゲーム会社が主催者で、そのゲーム会社が有料で販売しているタイトルの大会だったり、ゲーム内で課金したりすることでユーザーの強さに影響するタイトルを使用している大会で多額の賞金を出すと法律違反になる可能性が出てきます。
このような大会でも仕事の報酬としてなら、10万円を超える賞金を受け取っても景品法の影響は受けない、という考え方があり、そのために公的関係庁などと話し合って、JeSU公認プロライセンス制度ができました。
15歳以上の義務教育を終えた人がプロになれます。
13歳以上15歳未満には、力のある選手にはジュニアライセンスに認定を行っていますが、賞金については放棄するように規定されています。
プロになるには
ゲームが上手になって、大会で勝ってライセンスを獲得する
認定されている大会で上位に入るとライセンスの申請の権利が与えられます。
専門学校に入る
例えば、専門学校ヒューマンでは、専門学校にプロ集団がいて、生徒に指導しています。
直接、現役のプロ選手に接することができると夢が身近に感じられますよね。
プロ集団があちこちにできているので、チームに入ることを目指す
秋田ではシニアのチームが公募で結成されました。
話題となってTVの取材やニュースにもなり、スポンサーもついています。
その他、プロ集団ではチームのメンバーを募集しているところもあるでしょう。
これから結成されるチームも増えてくると考えられます。
まとめーeスポーツはゲームで、日本にもプロがいます。
世界大会でチャンピオンになると億を超えます。
TOPプロの年収が高いことは夢があります。
オリンピック2024年パリ大会では、まだ早いと見送られましたが、将来、オリンピック競技になるかもしれません。
興味のある人は、挑戦してみるのもいいかもしれません。
しかし、ゲームの長時間の使用には注意が必要です。
くれぐれも健康を害さないよう、時間を決めて行い、睡眠障害を起こして、昼夜逆転することのないよう気をつけてプレイしましょう。