最近、肩こりや首コリがひどいのよ。
ほっとくと頭痛もしてきて困ってるの。
そんな悩みを長年消えている方へ、注目されている新しい分野「ファシア」で、その悩み解決するかもしれませんよ。
自分でできる方法、体操、ひどい人は病院の治療も始まっています。最後まで読んでみてください。あなたの肩こりが少しでも楽になるヒントになれたら嬉しいです。
桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える自分でできるほぐし方や、東京医科大学准教授遠藤健司さんが考案したファシアゆるゆる体操のやり方がわかります。
ファシアとは、体の筋肉をおおう筋膜だけではなく、臓器や骨、血管などを包み込んでいる膜の事。
皮膚と同じくらいに痛みを感じるセンサーがある。注射で針を刺した時に、痛みを感じるのは、皮膚とファシア、筋肉には痛みセンサーはない。
長年の肩こりや首こりはファシアのせいかもしれません【成田式ほぐし方】
まずは、桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える成田式で自分でほぐす。
東京医科大学准教授遠藤健司さんが考案した美と若さを保つ体操をやってみる。
整形外科や診療所で行っていますが、全ての病院で行っているわけではなく、保険適用外の場合もあります。問い合わせをしてから受診すると良いでしょう。
自分でできるファシアのほぐし方【桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える成田式】
痛みのあるところの脂肪を痛気持ちいいくらいつまんで、数秒振るようにゆるゆる動かすだけ
パソコンを使って同じ姿勢でいると、肩が凝って、ひどくなると頭痛もおこります。
桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える自分でできるほぐし方を真似して、つまんでゆるゆる揺らしながらゆっくり1から5数えてみると、あら不思議、肩や首周りがスッキリしました。
即効性がある、桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える「自分でできるファシアのほぐし方」を紹介します。
- 痛みのあるところの脂肪を痛気持ちいい程度につまみあげ、ゆるゆると振るように動かす。
- ほぐれたところは痛くなくなるので、痛みの移動に合わせて、つまむところも移動させる。
- 硬くてつまめないなら、少し遠くのつまめるところから始めて、徐々に近づいていく。
- 痛い時だけ行う。
コロナ禍のおうち時間に! 体メンテナンスの新常識“ファシア”|NHKあさイチ コロナ禍のおうち時間で「肩コリが増えた」「体がなまったきた」という方も多いのではないでしょうか?そんな人にぜひ知って欲しい“体メンテナンスの新常識” http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210127/1.html
腰痛の人の狙う位置【ファシアのほぐし方】
動かして、広範囲で痛みがでて、動かしにくい人は、ファシアが原因の痛みんことがあります。
表面の脂肪を摘んで振るだけでは痛みが治らない場合は、筋肉と筋肉の間のファシアをほぐすことで改善されます。
場所は、背骨の左右両側にある盛り上がっている筋肉の外側から、45度の角度でゆっくりと指を差し込んでいくだけです。腰を左右に動かすなどの痛みが起きる動きして、傷んでいる箇所に指を差し込みます。何度か差し込んでから、同じ動きをして、痛みが和らいでいたり、痛みの出ている箇所が移動していればファシアが原因なので痛みが出ているところを移動させてほぐします。
妊婦さんだけは、腰痛の時は、自分でなく専門家にほぐしてもらった方が良いです。
ひざの痛みがある人が狙う位置【ファシアのほぐし方】
膝の前側が痛い人は、ファシアが原因の人が多いです。もちろん、ファシアではない原因の人もいますので、全ての痛みが取れるわけではありません。
お皿より下の内側、出っ張っている骨の周囲の脂肪をつまみます。痛みがある人は硬くなっていてつまめないことが多いので、後ろ側はつまみやすいので、つまめる遠いところから、だんだんとほぐして痛みのある方に近づいていきます。
背中は手が届かないので「ファシアゆるゆる体操をする」【東京医科大学准教授遠藤健司さんが考案した美と若さを保つ】
NHKのビューティサイエンスのブログを見ると、美と若さの新常識、美スタイルへの特急券と書いてあります。
なぜ美スタイルかというと、ファシアは繋がっていますので、肩甲骨がほぐれて、前屈みの姿勢が解消すると、背骨のファシアもほぐれて姿勢が良くなります。
それだけで、背骨が真っ直ぐになり、身長が伸び、お腹が上に引き上げられバスト位置も上に上がります。加えて、お腹が薄くなり、ぽっこりお腹が改善されます。
体操は30秒でできます。疲れたなぁと思ったら、オフィスやパソコン椅子のままでも座りながら始められます。
- 肘を曲げて、肩をゆっくり5回、後ろに回すだけです。
- 一回回すのに5秒かけます。
- 両腕の肘を肩より高く上げて、肩を前から後ろに大きく回転させます。
- できるだけ後ろに引くのがコツです。
- 上から下に肩甲骨を締めていく運動です。
- 朝と夜、一日2回が効果的。
東京医科大学准教授遠藤健司さんが考案したファシアゆるゆる体操のやり方
どうしようもない辛い痛みは病院の治療(ハイドリリース)でファシアをほぐす
エコーだと痛みの部位を特定できるので、動きにくくなっている部位に生理食塩水などを注射すると、くっついた組織が離れて、動きが良くなり、痛みが軽減されます。
動きにくいことで痛みが出るので、動かしやすくなっているときに、ストレッチやリハビリをして、動かせる可動域を広げて、徐々に治していく治療で、一回で完治するわけではありません。
整形外科や診療所で行っていますが、全ての病院で行っているわけではなく、保険適用外の場合もあります。問い合わせをしてから受診すると良いでしょう。
ファシアとは、なんだ?【注目されている新しい分野】
ファシアとは
体の筋肉をおおう筋膜だけではなく、臓器や骨、血管などを包み込んでいる膜の事で、全身繋がっています。
近年、ファシアには痛みを感じる受容体があることもわかってきました。
一般社団法人 日本整形内科学研究会のサイトでは、ファシアについて詳しく説明されています。
Fasciaに係る学問領域は、西洋医学・東洋医学・代替医療などの多様な医学体系の、あるいは手術・関節鏡・注射・鍼・徒手・物理療法・運動療法などの多様な治療手技の包括的理解を促すための新たな分野として注目されています。
引用元/一般社団法人 日本整形内科学研究会サイトより
まとめ【長年の肩こりや腰痛、膝痛が解決するファシアのほぐし方】
一点の痛みではなく、この辺全体というような痛みはファシアが固まって痛みを感じている可能性があります。早めに自分でほぐしたり、体操をすることで、改善しますので、痛みがひどくなる前の対処の方法を身につけましょう。
まずは、桐蔭横浜大学教授の成田崇矢さんが教える成田式で自分でほぐす。
東京医科大学准教授遠藤健司さんが考案した美と若さを保つ体操をやってみる。
整形外科や診療所で行っていますが、全ての病院で行っているわけではなく、保険適用外の場合もあります。問い合わせをしてから受診すると良いでしょう。
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