基本情報【東京2020オリンピック 空手女子形 銀メダルだった清水希容選手の流派や得意形は?】
女子個人形:清水希容 1993/12/07大阪府ミキハウス160/57関大14、16年世界選手権金メダル18年世界選手権銀メダル14・18年アジア大会連覇2013年20歳で全日本選手権大会で優勝してそれから6連覇WKF2
生年月日 1993/12/07 (2021年6月現在 27歳)
体格 160センチ
出身 大阪府出身
所属 ミキハウス
出身校 東大阪大学敬愛高校、関西大学
流派 糸東流
得意形 なんといっても、決勝戦で使うことが多いチャタンヤラクーサンクー。
そして、チバナノクーサンクー、パープーレン、オヤドマリ ノパッサイ、スーパーリンペイ。
WKFランキング 2位
2013〜19年 全日本空手道選手権大会 7連覇(2013年に同大会 女子形 史上最年少優勝=20歳)
2014、2016年 WKF世界空手道選手権大会 金メダル(2連覇)
2018年 WKF世界空手道選手権大会 銀メダル
2019年 WKF KARATE1プレミアリーグ東京大会 金メダル
どんな選手か【オリンピック東京大会 空手女子個人形 銀メダリスト 清水希容 選手】
清水希容選手は、東京オリンピックで銀メダルを獲得した選手です。
清水選手は、軸がブレずに、ダイナミックな動きです。スピート感があって、非常に美しい形です。
サンドラは、強靭な肉体を感じさせる力強い形です。38歳という落ち着いた年齢ならではなのでしょうか、精神的な落ち着きがあり、実際に対戦相手がいて、その相手のどこを攻撃しているのか、攻撃した後にどう様子をみているとかの残心が見えてくるような形です。
形の試合は、生の見ると全然違います。独特の空気を感じます。TV画面では、飛んだり跳ねたり止まったりという、身体的なテクニカルの部分が強調されて目に見えてきますが、生だと、形に入るまでの選手の歩いたり立ったりしているその姿、迫力、魅了される引き込む力など、言葉に表されないものを感じ取ることができます。
2019年、WKF KARATE1プレミアリーグ東京大会で、サンドラ(スペイン)との決勝戦を見ました。
二人とも、それぞれの力を出し合って、素晴らしい演武でした。これほどの演舞でどうやってジャッジをするのか、わかりません。スピードに乗ったしなやかさ動きなのか、威力を感じる力強さなのか。それは本人の特徴であると共に、流派の解釈の差でもあり、どちらが優れているのかのジャッジの難しさを感じる大会でした。
オリンピックは、この二人の決勝戦でした。
清水希容選手らしい、素晴らしい形を演武しまして、銀メダルでした。
まとめ【東京2020オリンピック 空手女子形 銀メダルだった清水希容選手の流派や得意形は?】
清水希容選手は、東京オリンピックで銀メダルを獲得した選手です。
仮想の敵と戦うことに集中していると感じることのできる、無駄な動きを排除した、内から湧き出して気を感じられるような武道らしい演武に惹かれます。
清水選手は、20歳の若い時からそれを表現することができる全日本で7連覇した経験のある日本の形の第一人者です。
東京オリンピックでは、素晴らしい形を見せてくれて、銀メダルでした。
オリンピックで使用された形名や対戦相手が使用した形などに興味のある方は、こちらのブログを読んでください。