望まない妊娠「どうにかなる」
匿名で、まずは相談の電話をする
世の中には、自分の知らない制度がたくさんあります。
困っていることを一緒に考えてくれる人がいます。
まずは電話相談をしましょう。
一般社団法人 全国妊娠SOSネットワークのホームページには、窓口や電話番号が載っています。
追い詰められて、最悪の判断をしないで欲しいというのが、これを書いた目的です。
匿名でも相談すると自分が知らなかった選択肢を知ることができます。
身近な人に知られたくないなら、知られたくないんだということも、匿名で、電話相談してみましょう。
考えないようにして向き合わないと対処する時間が短くなり、解決がより困難になるのです。
あなたが望む解決方法が見つかるかもしれないのです。無理だと初めから諦めないで相談してみてください。
赤ちゃんポスト
『赤ちゃんポスト』とは、親が匿名で預けることができる窓口で、育児に行き詰まった親や望まない妊娠による中絶や殺害を防ぐ目的で設置されています。
詳しくは、熊本市のホームページで公開されている「こうのとりのゆりかご」検証報告について(最終更新日 2012年3月29日)を読んでみてください。このブログは、こちらの資料を参考に書いています。
現在「こうのとりのゆりかご」との名前で、熊本市島崎にある医療法人聖粒会慈恵病院に設置されています。
平成18年慈恵病院が医療法に基づいた建物許可申請で、赤ちゃんポストの設置が公になり、厚労省や熊本県などが保護責任者遺棄罪に当たらないか児童福祉に関する法律に違反しないかなどの検討をし、「直ちに違法とはいえない」判断で、条件付きで許可がおりました。
「子どもの安全の確保」「相談機能の強化」「公的相談機関等との連携」の3つの留意事項を遵守するようにとの条件付きです。
最終手段はあります。落ち着いて、他の方法がないか考えてみましょう。
情報を得たらなんとかなる
なぜ情報があるといいのか
避妊に絶対安全はありません。ちゃんと避妊したとしても、低い確率で望まない妊娠をする人はいます。
過去を責めていても仕方ありません。未来が見えないと不安になります。その未来のためには情報が必要です。
追い込まれる前に、情報を集めて、次どうすればいいのか決める必要があります。
貧困で育てられないなど、今の生活環境で育児ができない状況はいろいろとあると思います。それも考えなくてはなりません。
次にどうすれば良いのかはっきりしたら、あとは前に進むだけなので、くよくよしているよりずっと気持ちが楽になります。
情報収集は一人でやるよりも知ってきる人に聞くのが一番早いです。一人で抱え込むのではなくて、人に手伝ってもらったら良いのです。
中絶の議論はここではしません
中絶の議論は、ここでのテーマから外れますので、しません。しかし、「何とか」の選択肢の一つであり、避けて通れることではありませんので、参考になりそうな方のnoteを貼っておきます。
リセットボタンは現実にはありません。だからといって、どうにもならないとは限らないのです。
追い詰められて、最悪の判断をしないで欲しいです。
知ってる人に情報を聞く【それが匿名での電話です】
まずは困った状況になった、もう一人の原因になっている相手と話すことになるでしょう。
ダメなら、自分が信頼をしていて、自分の幸せを本当に考えてくれている人(多くは母親とかになるのでしょうか)に相談しましょう。
どうしても言えない、相談できる人がいない人時でも、大丈夫です。
匿名で相談できるところはあります。住んでる地域でなくても構いません。
一般社団法人 全国妊娠SOSネットワーク【全国の相談窓口や電話相談】
嫌な感じの人だったなら、電話は切って、違う番号にかけても良いのです。
どうせ他も同じ対応される、ということは無いのです。
中高生へ避妊方法確認できるサイト
妊娠を望まないなら避妊をすることが何より大切です。
マンガもあって、わかりやすい『望まない妊娠を繰り返さないために』(公益社団法人 日本産婦人科医会)は、避妊方法も書かれています。
まとめ
困ったら、焦らず、落ち着いて考えて、一人で抱えきれなかったら、相談しましょう。
一般社団法人 全国妊娠SOSネットワークのホームページには、窓口や電話番号が載っています。
どうしようも無くなったら、熊本市にある「こうのとりのゆりかご」を思い出してください。
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