その口中の出来物は本当に口内炎ですか?病院で診てもらいましょう【舌がん経験者が語る】
体験談です。
小さな口内炎がなかなか治らず、痛みが増してきました。
病院で調べたら舌のがんでした。
もともと、舌の白板症があり、定期的に通院していました。白板症はがん化しやすいことで知られています。インプラントの擦れで白板症ができているようでした。
少し外れたところに痛みがでていましたが、痛み以外はしこりも白いところもなく、しばらく通院しましたが、痛くない日も増えて、問題なしということで治療を終えていました。
それから半年後の話です。痛みのあったところに、しこりができて、また痛んできました。
舌は自分で見えますし、さわれます。がん化しやすい白板症も持っているし、気にしています。
舌がんは自分で発見できると思っていました。ところが、小さいうちは口内炎と変わりなく、わかりませんでした。
小さくても以前痛んでいたところと同じところに出来物がでて、同じような痛みが出たことで、痛いのも白板症を気にするのも面倒なので、今のうちに切ってもらおうと病院に行きました。
手術日を決め、口内炎の薬をつけて小さくなるか様子をみても小さくならず、細胞を調べるのに切るとがん細胞が動き出す恐れもあったことから、手術日の数週間前になってから細胞検査をしての判定でした。
コロナの影響で、手術も混んでいます。
変だなと思ったら、すぐに病院に行くことをおすすめしたくて、このブログ記事を書いています。
日頃から舌のケアをして、舌を観察する時間を作りましょう。
舌苔のケアについて興味のなる方は、こちらのブログを読んでください。
薬をつけたら、小さくなるはずの口内炎が小さいくならない
口内炎の薬をつけたら口内炎は治ります。
治らないのはがんかもしれません。
不安がってぐずぐずしているよりも早く病院に行きましょう。
違ったらそれはそれでいいのです。
ビタミンBを取ればいつもはすぐに治るのに治らない
ビタミン不足で口内炎になる人は、ビタミンBを多めに取れば口内炎は治るという人もいるでしょう。
そんな人はビタミンを摂れば、小さくなって口内炎が治ると思います。2週間以上治らなければ、ただの口内炎ではないかもしれません。
歯科に行きましょう。
痛みや突っ張った感じがする口内炎がひと月消えない
ほんの小さな白いポチッとしたものでも、痛いのは注意です。
痛みが2週間以上続いているようなら、病院にいきましょう。
薬をつけて様子をみるのは、2週間で十分です。それ以上待っても治らず、ちいさくならないのはがんかもしれません。
あまり大きくなっていなくても、
コロナで病院へあまりいきたくない気持ちがあっても、
白板症がある人は特に
いつ何時がん化するかもしれないと思って自分の口の中を見ておきましょう。
手術で、どのくらいの範囲を取らなくてはならないかは細胞の検査で決まります。
悪いものなら少し多めに深く取らなくてはなりませんし、そうでなければ表面だけで済みます。
怪しいのなら取ってもらおうと小さなぽつんとしたしこりで受診しましたが、検査で切った後、硬いとことはもっと大きくなっていました。
あの時、受信して良かったとつくづく思います。
まとめーその口中の出来物は本当に口内炎ですか?病院で診てもらいましょう【舌がん経験者が語る】
早ければ早いほど、術後に後遺症が残りにくいです。
- 話をする
- 食べる
- 味覚を感じる
それらの機能が失われないためには、早期発見、早期治療以外ありません。
治りにくい口内炎は、がんかもしれないと疑って、病院にいきましょう。
口内炎ができたら、口内炎の薬をもらうために受診するでいいと思います。
舌は臓器です。できものや痛みが出ていていいはずがありません。
舌がんは、とても身近ながんです。
すでに白板症がある人は最新の注意をして、少しでも違和感を感じたら、すぐに病院にいきましょう。