耳だけで空手、わどうのかた、ピンアン五段【読み上げコンテンツ用】
このページは、わどうのかた、ピンアン五段、の【アクセシビリティの読み上げコンテンツ用】です。
耳で聞きながら自主練習が出来る、ピンアン五段の復習を可能にすることを目的としています。
わどうのたち方や手の形など、独特の言葉もありますので、空手未経験が理解することを目的にはしていません。
では、はじめます。
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きょうつけ。
南(正面)に向かって結びだち。
両手の指は揃えて伸ばし、大腿部の前に自然と添える。
立礼する。
用意。
左、はんぽ、右、はんぽと開き、八字だちになる。両かかとの間隔は一足長はんで、だいたい肩幅の中にかかとが入るくらい。
両手は大腿部の前で軽く握る。
1。
おへそを、東に向け、まはんみ猫足だちになる。
左、上段そと受けを行う。右けんは体側に構える。
2。
立ち方そのまま。
右、中段逆づきを行う。左けんは体側に構える。
3。
右足を左足に引き寄せて、おへそを南に向け、結びだちになる‘。
左けんはてのひらがわが下向きで、左腕を水平かつ、胸の前で平行に、体から少し離して構える。体に軽く触れる四段とは異なる。
4。
おへそを、西に向け、右、まはんみ猫足だちになる。
右、上段そと受けを行う。左けんは、体側に構える。
5。
立ち方そのまま。
左、中段逆づきを行う。右けんは体側に構える。
6。
左足を、右足に引き寄せて、おへそを南に向け、結びだちになる。
右けんは、てのひらがわを下にして、右腕を水平かつ胸の前で平行に、体から少し離して構える。左けんは体側に構える。
7。
右足を南に運び、右、はんみ猫足だちになる。
右、上段そと受けを行う。左けんは、胸の前に構える。
8。
左足を一歩、南に運び、左、前屈だちになる。
右腕を上にして、交差して、左右、下段ばらいを行う。
左右別々の動作なので、両腕は密着させず、軽く触れる程度にする。
9。
立ち方そのまま。
交差そのままに、上段に上げ、左腕前の、左右、しゅとう上段受けを行う。
左右別々の動作なので、密着させず、軽く触れる程度にする。
10。
立ち方そのまま。
右、しゅとうは、腕を外側にひねって、てのひらがわを上にして、甲の側で中段に落とす。左、しゅとうは、前を向いているてのひらそのままに、中段に落とす。それぞれ、脇を締めて行い、両手は肘より下に下がらないようにする。左右、別々の動作。
11。
立ち方そのまま。
左、中段づきを行う。右けんは体側に構える。
12。
右足を、南に一歩運び、右、順づき足になる。
右、中段づきを行う。左けんは、体側に構える。
8〜12は連続で行う。
13。
左足を軸にして、左回り、相手の攻撃を引き込むようにして、右足を北側に運び、おへそは西向きの右、四股だちになる。
右、下段ばらいを行う。左けんは体側に構える。
体の転換は、上体を傾けず行い、右けんは、相手の上段づきの攻撃を受け流すように、右耳あたりまで運んでから、下段ばらいを行う。
14。
左足を引き寄せるように、上に立ち上がり、広い八字だちになる。
左、中段ばらいうち、を行う。左けんは、体側に構える。
相手の中段づきを引き込みながら、横に払う動作となる。
15。
右足を、一歩南に運び、右、順づき立ちになる。
左、かいしゅに、右、中段肘当てを行う。
16。
左足を、右足かかとの左斜め後ろ近くに引き寄せて、左爪先立ちになる。
右、上段そと受けを行う。左けんは、てのひらがわ下向きで、胸の前で平行にして、右肘関節に、軽く触れる程度に構える。
17。
右足を軸にして、左回りで、体を南に倒し、おへそは東、視線は北を向いて、北向きの右、後屈だちになる。
北からの上段づきを引き込み流し、右けんは、てのひらがわを上向きに、南にいる敵の顔面を突き上げる。左けんは、てのひらがわ下向きのまま、胸の前で、かぎてに構える。
18。
左回りで、北の方向に、高く、遠くに跳躍しながら、おへそを180度回転させ、左右のけんを体側に構え、着地と同時に、右足前の両爪先だちになる。右腕上で交差して、左右、下段受けを行う。
飛んでいるときに、状態は真っ直ぐに保ち、左足は右足の真後ろに広めにおき、体重は両足均等にのせ、両膝を十分に曲げて腰を下ろす。
13〜18までは連続動作。
19。
左足を軸にして、右回り、右足を北に運び、右、前屈だちになる。
右、上段ばらいそと受けを行う。左けんは、胸の前に構える。
初段と異なり、腰を北側に十分に切って、おへそはま北に向ける。
体を北に向ける力を用いて、上段そと受けを行う。
20。
南の敵の上段づきに反応して、右足を軸に、左回りで、体を北側に倒し北側にタオ、おへそは西向き。南に対して、右、後屈立ちになる。
右けんを上段に、左けんを下段に構える。
右上腕は、肩の高さに水平にして、傾けた体と、左腕と左の太ももは平行になるようにする。
左右、両方の構えは、受けでも攻撃でも対応できるようにしておく。
21。
左足を右足に引き寄せ、おへおを南西に45度向け、まっすぐ結びだちで立つ。
すぐに、右足を南西の方向に一歩運び、体を真後ろ、北東に傾け、左、後屈だちになる。
左けんを上段に、右けんを下段に構える。
ヤメ。
右足を引き寄せて、南に、八時だちになると同時に、りょうけんを大腿部ななめ前部に下ろす。
なおって。
左足、はんぽ、右足、はんぽの順に引き寄せて、結びだちになると同時に、両手指をそろえてのばす。
その場で、立礼、する。
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このテキストは、1挙動ごと、耳で聞ける自主練習用の読み上げテキストです。
わかりにくい箇所は、自分の師匠に聞いてください。
2016年に作成された、空手道かた教範、基本がた、を参考にしました。
以上です。