ベイリーギフォード社の世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル )の組み入れ上位10銘柄の変化をブログに書いてみた

知りたい人

どうして、今の時期に、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)組み入れ銘柄を比べるの?

つくし

それはですね。

今、中国が自国の企業に巨額な罰金や指導などの規制が急に激しくなって、中国企業の株価が大幅下落の傾向にあるでしょう?

2015年に起こったチャイナショックがまた来るのではないかといわれている今、長期投資「世界大型成長株ファンド」(ロイヤルマイル)で多くの中国の株を保有している『ベイリー・ギフォード社』は、どう考えているのか、銘柄を並べてその意図を汲み取りたかったからです。

目次

ベイリーギフォード社の世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル )の組み入れ上位10銘柄の変化【2021/01/29と2021年6月末の月次報告と2021/07/30の比較】

三菱UFJ国際投信 ON AIRより

この時期になぜベイリーギフォード社の世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル )の組み入れ上位10銘柄の変化【2021/01/29と2021/07/30の比較】

ベイリーギフォード社の銘柄の選択は、「5年後に売り上げが倍になることが期待できるか」などの10の揺るぎない信念で選んでいると言っています。

2021年7月の月次レポートを見ると一位がモデルナに変わっていました。(日本経済新聞のモデルナの記事はこちらです。)

そして、中国の会社の比率が軒並み減りました。

理由は「チャイナリスク」。

中国当局は、今年4月、アリババグループに巨額の罰金を科したり、ネット企業大手のテンセントや他の中国企業に相次いで規制し罰金を化したり、7月、米国に上場した配車サービス「滴滴出行(ディディ)」にも「違法に個人情報を収集している」としてアプリのダウンロードの禁止を命じたりしています。

2015年に中国株が大幅に下落したことが原因で起こった「チャイナショック」がまた来るのではないかとモーニングスターのマーケット情報でも取り上げられています。

2021年1月29日時点の組み入れ上位10銘柄(銘柄数: 37銘柄)

1 TESLA INC アメリカ 一般消費財・サービス 6.8%
2 MEITUAN-CLASS B 中国 コミュニケーション・サービス 6.5%
3 TENCENT HOLDINGS LTD 5 PINDUODUO INC-ADR 中国 一般消費財・サービス 5.5%
4 AMAZON.COM INC アメリカ 一般消費財・サービス 5.5%
5 PINDUODUO INC-ADR 中国 一般消費財・サービス 5.4%
6 ALIBABA GROUP HOLDING-SP ADR 中国 一般消費財・サービス 5.0%
7 ILLUMINA INC アメリカ ヘルスケア 4.7%
8 KERING フランス 一般消費財・サービス 3.5%
9 NETFLIX INC アメリカ コミュニケーション・サービス 3.4%
10 FACEBOOK INC-CLASS A アメリカ コミュニケーション・サービス 3.2%

三菱UFJ国際投信サイトの月次レポート(2021年 01月29日現在)より

2021年6月末の月次報告【動画内に組み入れ上位10銘柄の説明あり(銘柄数: 37銘柄)】

三菱UFJ国際投信 ON AIR より

2021年07月30日現在時点の組み入れ上位10銘柄(銘柄数: 37銘柄)

  1. MODERNA INC アメリカ ヘルスケア 5.6%
  2. AMAZON.COM INC アメリカ 一般消費財・サービス 5.4%
  3. ILLUMINA INC アメリカ ヘルスケア 5.0%
  4. TESLA INC アメリカ 一般消費財・サービス 4.6%
  5. KERING フランス 一般消費財・サービス 4.3%
  6. ASML HOLDING NV オランダ 情報技術 4.3%
  7. NVIDIA CORP アメリカ 情報技術 4.0%
  8. ALIBABA GROUP HOLDING-SP ADR 中国 一般消費財・サービス 3.9%
  9. TENCENT HOLDINGS LTD 中国 コミュニケーション・サービス 3.8%
  10. MEITUAN-CLASS B 中国 一般消費財・サービス 3.7%

三菱UFJ国際投信サイトの月次レポート(2021年 07月30日現在)より

ベイリー・ギフォードのファンドの違い【世界長期成長株(ロイヤル・マイル)とインパクト投資(ポジティブ・チェンジ)】

ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)

「10年先を見据えて成長企業を探す」 純資産672.77のファンドです。

中国の企業への締め付けによる中国企業の株価急落(チャイナショック)で組み入れ割合が減りつつなりますが、それでもなお経済成長が見込まれている中国の銘柄も入っています。

ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(愛称:ポジティブ・チェンジ)

「社会的課題の解決と経済的利益獲得の両立を目指す」純資産1577.99のファンドです。

アメリカが約5割、デンマーク、日本、新興国もトップ10に入ってきています。
環境など利益追求ではない要素が入っているからか中国は入っていません。
経済成長がずっと横ばいの日本企業が入っています。

この辺りが「ロイヤル・マイル」との違いです。

コストについて

ベイリー・ギフォードの投資ファンドはアクティブファンドなので、実質コストは1.52%と割高です。この両方のファンドはそれに見合う驚異的な数字を出しています。まだ、年数が浅いですから情報が少なく、太鼓判を押すことはできません。

コストだけを捉えてファンドの良し悪しを声高に語るのは乱暴に聞こえます。判断する要素のチェックや判断となる利回りの計算が面倒だし、判断するのは難しいから手を出すのはやめましょうとちゃんと説明している方もいますので、全員ではないですけれど。

転職が多い金融の業界で、優秀な人材がずっと働いている会社の従業員を大切にする姿勢や報酬、理念に共感します。正当な報酬を会社が確保することは悪ではありません。それが今後の投資家のためにもなることなら当然のことと思います。それに見合う働きを数字で出している会社は優秀で、配当が高ければ文句はありません。

ファンド オブ ザ イヤー2020年 国際株式型(グローバル)部門 最優秀ファンド賞受賞【ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)】

ファンド オブ ザ イヤー2020年 国際株式型(グローバル)部門 最優秀ファンド賞を受賞しています。

投資信託評価機関であるモーニングスターが、優れた運用実績とマネジメントを持つファンドを選考した2020年で22回目になる賞で、その中の7部門に分かれている一つの部門(国際株式型グローバル部門)で最優秀賞をとっています。

専門家に相談できる機会があれば、直接聞いてみると良いでしょう。

まとめーベイリーギフォード社の世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル )の組み入れ上位10銘柄の変化【2021/01/29と2021/07/30の比較】

時代の状況に応じて組み入れ銘柄が変わります。

新型コロナの時期にも根強かったベイリーギフォード社の世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル )ですが、今回のチャイナショックや終わりの見えない社会で、ベイリーギフォード社の会社が10年先も伸びるとの大きく保有銘柄が変わっていたので、面白いなぁと思って記事を書きました。

やっぱり、ベイリーギフォード社の投資先の選択が好きです。

長いお付き合いをさせていただこうと思っています。

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