おかゆを食べると良い5つの利益【粥有十利(しゅうゆうじり)】
私が、おかゆ生活を始めたのは、体に良いからとか、粥有十利(しゅうゆうじり)を知ったからではありません。
あると思っていた冷凍ご飯がひとつしかなく、これでは二人分のご飯が間に合わなかったので、「水を入れて、おじやにして増やしちゃえ」と思ったのがきっかけです。
わずか150gの冷やご飯と、白菜や豆腐、卵で、シャバシャバのおじやを作って、おかわりできる十分な量ができて、しかも美味しくておかず要らずで、二人とも痩せたかったので、この方式は使えると、晩御飯に五分粥を食べるようにしました。
農林水産省のサイトには、お米の魅力が書かれています。炭水化物だけではなく、たんぱく質やビタミン・ミネラルも多く含まれているお米を食べることで、脳が働き、活力が湧くと言っています。
私自身が、おかゆの晩御飯にしてから、次の5つの利点を感じています。
- 胃もたれがなくなった。今まで、食べすぎだったのだと思う。
- 胃が小さくなった気がする。少量で、お腹も心も満足するようになった。
- 食べる量は減っているのに、お通じがよくなった。今まで、水分不足だったのかもしれない。
- 冷たいものを食べると腹痛を起こすことがあったが、それがなくなった。腸が冷えていないのだと思う。
- お菓子や脂っこいものが無性食べたくなるということが減った
これらのことを、曹洞宗の宗祖である道元禅師の説明で、理解することができました。
その曹洞宗の宗祖である道元禅師の説明「粥有十利(しゅうゆうじり)」について記載しておきます。
道元禅師が開いた永平寺では、毎朝、おかゆ(永平寺では粥 (しゅく)や浄粥 (じょうしゅく)と呼ぶ)が食べられています。
粥有十利(しゅうゆうじり)とは【おかゆを食べると得られる利益】
粥有十利(しゅうゆうじり)の言葉と出会ったのは、小説『ライオンのおやつ/小川糸』を読んで出てきたからです。
ますます、晩御飯におかゆを食べることが習慣化していきました。
粥有十利(しゅうゆうじり)とは、曹洞宗の宗祖である道元禅師が食事をするときのルールとして著した「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」に書かれている、お粥を食べることによって得られるの10の利益のことです。
- 色 … 顔や体の色艶が良くなる
- 力 … 力が湧いてくる
- 寿 … 長生きできる
- 楽 … 食べ過ぎにならないで、体が調子良くなる
- 詞清弁 … 話す言葉が清らかになる
- 宿食除 … 前に食べたものが消化しないで胃の中にとどまることがない(胸焼けしない)
- 風除 … 風邪をひかない
- 飢消 … 消化が良くて飢えがなくなり
- 渇消 … 喉の渇きも消える
- 大小便調適…快尿快便になる
五分粥の作り方
五分粥だけではなく、全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯の作り方のブログ記事を書いていますので、興味のある方は見て下さい。
おかゆが嫌いでなければ、食べて痩せたい人には、最強の助っ人になります。
まとめーお粥を食べて良かった5つの利益【粥有十利(しゅうゆうじり)】
粥有十利(しゅうゆうじり)とは、曹洞宗の宗祖である道元禅師が食事をするときのルールとして著した「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」に書かれている、お粥の10の利益のことです。
たまには白米も炊きますし、混ぜご飯や、玄米も食べます。
その辺はゆる〜くやっていますが、一日一食はおかゆを食べるようにしています。
今までは食べ過ぎだったのだなと思います。
おかゆ食を続けていると、自分の胃の適量がわかってきます。
脂っこいものや甘いもの、お菓子を食べたくなる時が前よりも減りました。
薄味のおかずの美味しさ、素材そのものの美味しさに気がついた感じです。
これからも、毎日おかゆを食べる習慣を続けていきたいです。