バターコーヒーの作り方【レシピは3つの材料を撹拌】
- コーヒー
- グラスフェットバターかギー
- MTCオイル
コーヒー【インスタントでもバターコーヒーの効果は同じ】
バターコーヒーのコーヒー豆は、カビに犯されていないコーヒー豆が必要です。コーヒー豆から落としたコーヒーでも良いですが、最近では、オーガニックのインスタントコーヒーもあります。忙しい朝は、つかうと便利です。
コーヒー豆はカビやすいそうです。コーヒー豆屋さんで、手間をかけて丁寧にカビ豆を除去していくれている豆屋さんもあります。(「無農薬・有機栽培コーヒー豆の専門店 生豆屋」さんのサイトを参考にしました。)
私は、基準が厳しいオーガニックのカフェインレスのインスタントコーヒーを使用しています。
「バターコーヒーを作るコーヒーは、【インスタント・カフェインレス・フェアトレード】がおすすめ」の記事も書いています。どんなインスタントコーヒーが良いのか、気になる方は読んでみてください。
グラスフェットバターかギー【美味しい簡単本格バターコーヒーの作り方】
グラスフェッド(牧草だけを食べた牛の)バターを使うのがバターコーヒーです。
グラスフェットバターを使う理由もコーヒー豆と一緒です。
餌としている穀物はのカビやすく、カビの生えた穀物を食べた牛の乳は、カビが含まれているので避けるべきだとの考えです。
カビ毒は、加熱で取り除くことはできないことや、発がん性や臓器についての研究をしている岐阜薬科大学の中西先生の書かれたトピックスを参考にして、材料を吟味するようになりました。
「ギー」とは
グラスフェットバターを煮詰めて、水分やたんぱく質、糖分など不純物を取り除いた純粋な乳脂肪の商品が「ギー」です。
常温で保存でき、取り扱いも便利です。
インドでは伝統的に食用としてだけでなく、宗教的なお供えやアーユルヴェーダで用いたり、美容のために手や顔に塗ったり、万能の聖なる油です。
MTCオイルは必須【バターコーヒーの作り方】
ケトン体は脂肪の合成や分解における中間代謝産物 であるため、通常、血液中にはほとんど存在しませんが、糖尿病や糖質制限、絶食など、脳や筋肉のエネルギー源である糖質(グルコース)が利用できない時に代わりのエネルギー源として使われます。
引用サイト/田中消化器科クリニック
MCTオイルは、身体に蓄えにくく、代謝が速く、すぐにエネルギーとなるケトン体になりやすいのが特徴です。
認知症治療の専門医であり、脳の若返りを進めている白澤卓二医師の本『脳の毒を出す食事』では、MTCオイルなどの良質のオイルを加熱なしに1日スプーン1杯飲むことを推奨しています。
MCTオイルと書いているオイルならなんでも良いかというとそうではありません。
値段が全てではありませんが、原材料や作り方の違いによって、健康的な良質なオイルといえないものがあります。
オイルの選び方はこちらの記事に書いています。
ハンドブレンダー【美味しい簡単本格バターコーヒーの作り方】
しっかり攪拌できて、コーヒーと脂が一体となって乳化できる威力のあるものがいいです。
美味しさが違います。
なぜ乳化させると良いのかについての記事「コーヒーなどの飲み物にMCTオイルやギーを入れて乳化させる理由」はこちらにあります。興味のある方は読んでみてください。
乳化されていないバターコーヒーは、私には少しオイルが強く感じてしまいます。
熱いコーヒーを蓋をして攪拌するタイプのミキサーは、噴き出す恐れがあります。火傷に注意してください。
簡単で美味しいのはやはりハンドブレンダーです。
ブレンダーが入る大きさのマグカップは100円ショップにも売られています。それに材料を入れて、攪拌するだけです。
私は、料理と兼用でブラウンのハンドブレンダーを使用しています。
完全無欠のバターコーヒーの具体的なレシピと作り方【3つの材料を撹拌するだけ】
- コーヒー 小さじ1
- ギー 小さじ1(好みで〜大さじ1)
- MTCオイル 大さじ1(初めは小さじ1〜大さじ1/2と段階を踏んだ方が良い)
白濁して、カフェオレのような色になれば出来上がりです。
私は、バターコーヒーの味が大好きです。美味しいバターコーヒーのコツは、良い材料を使って、しっかり撹拌することだけです。
バターコーヒーは、流行し初めの頃、急に喫茶店のメニューに現れました。バターをいれて軽く混ぜ溶かしただけの脂っこいコーヒーを飲んだことがあります。
しっかり攪拌すると、オイルっぽさが消えます。牛乳を入れていないのに、まろやかな泡だったカフェオレを飲んでいるようになります。私は、家にある料理のハンディのフードプロセッサーで10秒くらい攪拌します。
連続攪拌は勢いあまって溢れてしまうので、攪拌とストップのオンオフを繰り返しながら、こぼれないように気をつけて攪拌します。
MCTオイルは無味無臭です。もともとコーヒーが嫌い、カフェオレが嫌い、バターが大嫌いなら仕方ありませんが、まずさの大部分は、撹拌不足による、水分と脂質が分離している脂っこさです。乳化して白濁するまで混ぜてください。
材料は、いい品物が安く買えるiHerb(アイハーブ)も利用しています。(円高のときは、割高になる可能性がありるので注意してください‼️)
サイトに行ったら、まずはキャンペーンを確認して、安くなっているいいものがないかをチェックしています。
正しい材料で簡単にできる本格的なバターコーヒーを楽しみましょう。
バターコーヒーのダイエット方法と注意点
バターコーヒーのカロリーはだいたい200kcalです。
どのような計算になるのか気になる人は、「バターコーヒーのカロリーと糖質はどのくらいか」の記事を読んでみてください。
バターコーヒーのダイエット方法
バターコーヒーのをダイエットとして使うとき、考え方は2つです。
- 一食分の置き換えダイエット方法
- 1日の中で糖質を摂らない時間を作るプチ断食のダイエット方法
飲めば痩せる魔法のコーヒーではありません。
一食分をバターコーヒーに置き換えるダイエット方法
バターコーヒーを飲むと空腹感が抑えられます。
なので、一食分をバターコーヒーに置き換えると200kcalに抑えることができます。
他の2食は普通に食べても、今まで3食の合計カロリーよりも少なくなります。
一食分をバターコーヒーに置き換えて、基礎代謝と運動で消費するカロリーが、取得カロリーを上回れば、痩せることができます。
もう少しだけ、カロリーを抑えたいと思う人向きの考え方です。
しかし、朝食をバターコーヒーに置き換えて、糖質のある他のものを食べなかったら、置き換えの効果だけではなく、プチ断食の効果も得られて、ダイエット効果がさらに上がることは知っていますか?
どうせ朝食を置き換えるなら、そちらの考え方も理解して、ダイエットをする方がお得です。
1日の中で糖質を摂らない時間を作るプチ断食のダイエット方法
良質なギー(グラスフェッドバター)やMTCオイルを用いてのバターコーヒーは、糖質もほとんどなく、空腹感がまぎれるので、1日のうち連続した時間を糖質を断つことができます。
そうすることで、体内の糖質を消費して、消化器を休ませることもでき健康にも良いです。
プチ断食の効果は、たんなるカロリーを減らすだけの置き換えダイエットの効果に加えて、枯渇した糖質の代わりに脂肪を燃焼させる効果も得られます。
さらに、MCTオイルが脂肪燃焼の回路を作る火付け役になってくれるので、MCTオイル入りのバターコーヒーがダイエットを助けてくれます。
ダイエットの仕組みをもう少し詳しく知りたい人は、「プチ断食中にMCTオイル入りバターコーヒーを朝に飲むダイエット方法【16時間ダイエット】」の記事も併せて読んでみてください。
ダイエットを成功させるためには、何の目的でバターコーヒーを飲むのかの仕組みを知ることはとても大事です。
材料のオイルをアレンジしたり、お腹が空いたからとちょっとつまんだもので、期待する効果が半減してしまうことになりかねません。
バターコーヒーのダイエットの注意点
食べなきゃいいってもんじゃない
最近では、血糖値の乱高下や糖質の取りすぎが太ることと関係があることがわかっています。
食べなければ、糖質も摂らないし、血糖値も乱高下しないだろうから、カロリーの少ないものばかり食べていれば良いんのかというと、そうではありません。
心臓を動かし、全身に血液を送らなければ、健康ではいられません。
そのために必要なエネルギーが必要です。
急激に痩せようと、カロリーを抑えすぎて、そのエネルギーを下回ってしまうと、飢餓状態となり食べない間は筋肉などを燃やして生命を維持するので痩せ続けます。
わずかな食糧から多くのエネルギーを蓄えられるような体質になります。
食事を前よりも少食にしても、リバウンドしやすくなります。
そうならないためにも、最低必要なカロリーはしっかり食べて、栄養バランスを考えた食事をする必要があります。
糖質は少なく栄養価の高いギー(グラスフェッドバター)や脂肪燃焼させる回路を作るMTCオイルを用いてのMCTバターコーヒーを飲むことは、食べ物を抑え過ぎてカロリー不足になるのを防いでくれます。
MCTバターコーヒーは、ダイエットのサポート役です。
ダイエットに用いるバターコーヒーのオイルの適量には個人差がある
ダイエットに用いるバターコーヒーのオイルの適量には個人差があります。
バターコーヒーが初めての人は、ギーは小さじ1、MCTオイル小さじ1から始めて、お腹をならしていくと良いです。
油が刺激になって下痢になることがあるからです。
下痢になった時には、現在の自分の体にとって、オイル(ギー+MCTオイル)の量が多いということです。
刺激は慣れていきますので、少量から使用するようにしてだんだん増やしていきましょう。
MCT摂取量の目安として、健常成人で1日30~100g、1回の摂取量では8~10gなら副作用は生じない
引用元/中鎖脂肪を用いたビスケットの単回摂取による 血中脂質 ・血糖値の動向
まとめーバターコーヒーの作り方【レシピは3つの材料を撹拌】/ダイエット方法
✅ バターコーヒーの作り方【レシピは3つの材料を撹拌】
大きめのマグカップに、次のものを入れて、お湯をカップの40%くらい入れ、ハンドブレンダーで10秒くらいかき混ぜます。
- コーヒー 小さじ1
- ギー(グラスフェッドバター) 小さじ1(好みで〜大さじ1)
- MTCオイル 小さじ1〜大さじ1(初めは小さじ1〜大さじ1/2と段階を踏んだ方が良い)
連続攪拌はコップの大きさにもよりますが、勢いでコップ溢れてしまうことになります。様子を見ながら、攪拌とストップのオンオフを繰り返しながら、こぼれないように気をつけながら攪拌します。
色が白濁して、カフェオレのようになれば完成です。ブレンダーは入れ物によって溢れてしまうようであれば、連続でなくても混ざります。
✅ バターコーヒーのダイエット方法
バターコーヒーを普通のコーヒーがわりに飲んでもダイエットにはなりません。
ダイエットとして使うなら、考え方は2つです。
- 置き換えダイエット
- ケトン体を発生させて、脂肪を燃えやすい体にするダイエット
脂肪をエネルギーに変えやすくする改質に変えたくて飲もうと思っているのであれば、正しい材料で作り、糖質を枯渇させるような飲み方をしましょう。
詳しくは、バターコーヒーを用いた16時間ダイエットの方法の記事を読んでください。