おかゆの種類と作り方【全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯とつぶし粥】
おかゆの種類は全粥(五倍粥)、七分粥(七倍粥)、五分粥(十倍粥)、三分粥(二十倍粥)。
用途によって4種類くらいに分けます。
作り方は、水の量が違うだけで材料は水と米です。生米から作る方法と炊いたご飯から作る方法があります。
重湯とは、おかゆの上澄みのことです。重湯の作り方は、三分粥を作りザルで漉します。
つぶし粥の作り方は、五分粥(十倍粥)を作り滑らかになるまで擦りつぶして、おかゆの上澄で好みのとろみにして、ポタージュ状にしたものを言います。
おかゆの種類【全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯とつぶし粥】
米の容量(cc): 水の容量(cc)で炊いたお粥のことです。
- 全粥(五倍粥)→米1:水5
- 七分粥(七倍粥)→米1:水7
- 五分粥(十倍粥)→米1:水10
- 三分粥(二十倍粥)→米1:水20
重湯は、おかゆの上澄みのことです。
つぶし粥は、五分粥(十倍粥)を作り滑らかになるまで擦りつぶして、おかゆの上澄で好みのとろみにして、ポタージュ状にしたものを言います。
おかゆの作り方【全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯とつぶし粥】
残りご飯100gのご飯に、150ccの水を加えた鍋を火にかける。10分火にかけ5分蒸らす。米からの時は30分炊いて5分蒸らす。
好みで調整する。
お米から作る(調理時間40分)
- 全粥(五倍粥)→米1:水5
- 七分粥(七倍粥)→米1:水7
- 五分粥(十倍粥)→米1:水10
- 三分粥(二十倍粥)→ 米1:水20
例えば、生米100ccなら、水500ccで炊きます。研いだお米は30分くらい、しっかり水を吸わせます。
- 材料を入れた鍋を、中火で火にかけます。
- 沸騰したら、吹きこぼれないように弱火にして(場合によっては少し蓋をずらして)30分火にかけます。土鍋など焦げやすい鍋は時々かき混ぜます。
- 時間が来たら火を止めて5分蒸らします。蒸らすとふっくらしたお粥になります。
炊いたご飯から作る(ご飯g:水cc)(調理時間20分)
- 全粥(五倍粥)→ご飯1:1.5
- 七分粥(七倍粥)→ご飯1:2
- 五分粥(十倍粥)→ご飯1:3
- 三分粥(二十倍粥)→ご飯1:6
全粥を作ってみよう
①ご飯100gと水150ccを鍋に入れて、中火で火にかけます。
②沸騰したら、一混ぜして、吹きこぼれないように極弱火にするか蓋をずらします。
10分タイマーをスタートさせます。
(生米の時は、30分)
土鍋など焦げやすい鍋は時々かき混ぜます。
③時間が来たら火を止めて5分蒸らします。
蒸らすとふっくらしたお粥になります。
重湯の作り方は、三分粥を作り、ザルで漉します。
つぶし粥は、五分粥(十倍粥)を作り滑らかになるまで擦りつぶして、おかゆの上澄で好みのとろみにして、ポタージュ状にしたものを言います。
おかゆのメリット【全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯とつぶし粥】
飲み込みやすく消化がしやすい
赤ちゃんやお年寄りにも優しいお粥です。赤ちゃんなら成長や月齢に合わせて、お年寄りなら飲み込みの力に合わせて、お粥の種類が変わります。
おかゆが少量でいい場合
製氷皿で冷凍しておく
鍋だと多めにできるので、製氷皿で冷凍しておくと便利です。
解凍は、電子レンジで、大さじ1くらいの量なら、小さじ0.5~1少量の水を加えふんわりラップで30秒〜40秒。
炊飯器にセットできる容器
五倍粥、七倍粥、十倍粥を作るなら、炊飯器の真ん中にセットできる耐熱ガラスの容器を使うと出来立てを食べさせてあげられるので便利です。
ガラスの横に、ここまでとか線があるので、その通りに水を入れたら良いです。
赤ちゃんのはじめての離乳食の時のような「つぶし粥」がほしいなら
ポタージュの状態のおかゆが作りたい時には、赤ちゃんの離乳食用の調理器具があると便利です。
少量のお粥をすり潰せたり、柔らかい野菜を小さくしたり、りんごなどを擦ったりがとてもやりやすいのです。
赤ちゃんの初めての離乳食や、介護食を作るのに、小さな器の中で作るより、少し大きめものが使い勝手がいいです。
曹洞宗の宗祖である道元禅師が言うお粥には10の利益
曹洞宗の宗祖である道元禅師が食事をするときの作法として著した「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」に書かれている、お粥を食べることによって得られるの10の利益のことです。
まとめーおかゆの種類と作り方【全粥 七分粥 五分粥 三分粥ついでに重湯とつぶし粥】
おかゆの種類は全粥(五倍粥)、七分粥(七倍粥)、五分粥(十倍粥)、三分粥(二十倍粥)。
作り方は、水の量が違うだけで材料は水と米です。生米から作る方法と炊いたご飯から作る方法があります。
重湯とは、おかゆの上澄みのことです。重湯の作り方は、三分粥を作りザルで漉します。
つぶし粥は、五分粥(十倍粥)を作り滑らかになるまでつぶして、おかゆの上澄で好みのとろみにします。
便利な調理器具を使うことで、時間の節約になりますの、積極的に使うことをおすすめします。
糖質を制限した食事をしている方は、こちらのお粥の糖質に関する記事で食べる量を計算していただけたら嬉しいです。